- 主にニードルはハマナカ商店とクロバーから販売されている
- レギュラー針は基本のニードルで、幅広い用途に使用できる
- 細針・仕上げ針は繊細な表現や作品表面を滑らかにする用途に向いている
- スピード針は羊毛を早く固めたり、くぼみをつける用途に向いている
- 太針は芯材(ニードルわたわた)を早く固める用途に向いている

ニードルを使い分けるとプロっぽい!
羊毛フェルトで使うニードルは、太さや形状の違いで何種類もあります。用途に合わせてニードルを使い分けることで、効率的に作れたり、繊細な表現ができたりします。この記事では、よく使われているニードルの種類と使い分けを紹介します。
ニードルの仕組み
ニードルの先端や側面に「バーブ」と呼ばれる小さな突起があります。ニードルを羊毛に刺すことで、このバーブに羊毛の繊維が引っかかり、奥まで押し込まれ、繊維が密に絡み合います。この動作を繰り返すことで羊毛が固くなっていきます。
バーブの位置や数、深さの違いでニードルが分類されています。

ニードルの種類と使い分け
よく使われるニードルは以下です。
■ハマナカ商店
・フェルティング用ニードル<レギュラー>
・フェルティング用ニードル<極細>
■クロバー
・フェルトパンチャー替針<レギュラー針> *ハマナカのレギュラーと同じ用途
・フェルトパンチャー替針<仕上げ針> *ハマナカの極細と同じ用途
・フェルトパンチャー替針<スピード針>
・フェルトパンチャー替針<太針>
種類が多いクロバーのニードルについて、それぞれの使い分けを紹介します。
フェルトパンチャー替針<レギュラー針>
バーブが広範囲に分布しているスタンダートなニードルで、幅広い用途に使えます。ニードルわたわたを固める、色を付けるなどの幅広い工程をカバーできます。
▼クロバー(Clover) フェルトパンチャー替針レギュラー針 58-606
フェルトパンチャー替針<仕上げ針>
浅めのバーブが先端に集中しているニードルです。繊細な作業や作品表面を滑らかに仕上げる作業に適しています。
▼クロバー(Clover) Clover フェルトパンチャー替針仕上げ針 58-609
フェルトパンチャー替針<スピード針>
深めのバーブが先端に集中しているニードルです。羊毛を奥深くまで押し刺すことができるので、素早く刺し固めることができます。へこみ付けにも適しています。
▼Clover フェルトパンチャー替針スピード針 58-608
フェルトパンチャー替針<太針>
深めのバーブが広範囲に分布しているニードルです。芯材を早く刺し固めることができます。
▼Clover フェルトパンチャー替針太針 58-607
使い分けまとめ

私見ですが、工程ごとにおけるニードルの使い分けはこんな感じです。序盤はレギュラー針か太針で芯材を固めます。スピード針でも出来ますが、硬くなってくると非常に折れやすいくなるので、慣れないうちはやめておいた方が良いです。
芯材で形を作った後、レギュラー針や仕上げ針、スピード針などで色や模様を付けます。図中には、どの用途に対してどのニードルを使うかを記載していますが、必ずしもこれが正解というわけではなく、実際に使ってみて、ご自身が使いやすいニードルを使えば良いと思います。
最後に仕上げ針で表面を滑らかにします。表面を滑らかにする工程は難しいので、別の記事で紹介したいと思います。
おわりに
実は、ニードルの種類はもっとあります。用途に合わせてニードルを細かく使い分けることで、効率的に作業を進めることができたり、表現の幅が広がったり、表面をより滑らかに仕上げることができます。私は一つの作品に対して、4~6種類のニードルを使い分けています。他のニードルについては、別の記事で紹介したいと思います。
今回は以上です。良い羊毛ライフを!



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