- ニードルホルダーとは、ニードルをセットして持ち手を作る道具
- 羊毛フェルトを続ける方は購入を推奨
- 持ちやすいので手が疲れにくくなる
- ニードルを複数本セットできるので一度に広く刺すことができ、作品を早く仕上げることができる
- 初めて使う場合はクロバー製のフェルトパンチャー<1本針用>がおすすめ!
ニードルホルダーは、一度にたくさん刺せる便利な道具です。でも、「今のままでも作品は作れているし、本当に必要?」と購入を迷っている方もいるかもしれません。この記事では、そんなニードルホルダーのメリット・デメリットを紹介します。

作業効率が2倍も3倍もアップするかも!?
ニードルホルダーの特徴
ニードルホルダーは、1~5本のニードルをセットして使用する道具です。2本以上セットすると、一度に広範囲を刺すことができます。さらに、持ち手が太くなるため、作業中に手が疲れにくくなります。
一方でデメリットもあります。一度に刺すニードルが増えるので刺す際の抵抗が増えます。人によっては刺しにくいと感じるかもしれません。3本以上になると抵抗がもっと増えて、羊毛を奥まで刺し込むことが難しくなります。本数が多くなるほど良い、というわけではなく、シーンに合わせて使いこなすことが必要です。
ニードルホルダーの種類
ニードルホルダーを分類すると、ニードルを1本だけ装着するタイプと2本以上装着するタイプ、さらにニードルが交換可能なタイプと交換できないタイプに分類できます。交換できないタイプはニードルが折れてしまえば使用不可になりますが、交換可能タイプは折れたニードルだけ交換することできます。ニードルをよく折ってしまう・曲げてしまう初心者の方は交換可能なタイプをおすすめします。
以下のリストはニードルホルダーの種類と、私が実際に使ってみた感想です。
| 商品名 | メーカー | ニードル 交換 | 最大 本数 | 値段 | 使った感想 |
|---|---|---|---|---|---|
| フェルティング ニードル用 ハンドニードル (1本柄付タイプ) | ハマナカ 商店 | 不可 | 1 | 528円 | グリップが持ちやすい。 折れてしまってから未購入。 |
| フェルティング用 ハンドニードル 〔3本並列タイプ〕 | ハマナカ 商店 | 不可 | 3 | 979円 | わたわたをザクザク刺せるが、 値段が高いので折れたときの 精神ダメージが大きい。 |
| フェルティング用 ニードルグリップ | ハマナカ 商店 | 可 | 1 | 880円 | 一番持ちやすく、手が疲れにくい。 |
| フェルティング用 ニードルホルダー <2本用> | ハマナカ 商店 | 可 | 2 | 748円 | 2本の間隔が絶妙で使いやすい。 ニードルの交換に専用パーツが 必要なので少し手間。 |
| フェルトパンチャー <1本針用> | クロバー | 可 | 1 | 1100円 | 持ち手が太く安定感があり、 しっかり持つことができる。 |
| フェルトパンチャー <3本針用> | クロバー | 可 | 3 | 1650円 | 使いどころは限られるがあると便利。 仕上げ針を装着して表面処理などに 使用している。 |
| フェルトパンチャー <5本針用> | クロバー | 可 | 5 | 2090円 | 羊毛をシート形状にする際に使用している。 立体物は刺しにくい。 |
【ハマナカ】フェルティングニードル用ハンドニードル(1本柄付タイプ)

値段:528円 (ハマナカ商店)
値段がお手軽な1本針ニードルホルダーです。持ちやすいですが、折れたら交換できないので、ニードルをよく折ってしまう方は、後で紹介する交換可能なハマナカのフェルティング用ニードルグリップやクロバーのフェルトパンチャー<1本針用>の方が使いやすいと思います。
▼ハマナカ フェルティングニードルグリップ付き
【ハマナカ】フェルティング用ハンドニードル〔3本並列タイプ〕

値段:979円 (ハマナカ商店)
3本並列に付いているので広い面積をザクザク刺し進めることができます。大きな作品の土台作りでわたわたを刺すときに使いやすいです。交換不可タイプの宿命として、ニードルが1本でも折れたら使えなくなります。(値段も高いので心も折れます…)ワイヤーが入っている作品に使うときは注意が必要です。
▼ハマナカ フェルティング用ニードル3本並列タイプ
【ハマナカ】フェルティング用ニードルグリップ

値段:758円 (ハマナカ商店)
交換可能な1本針ホルダーです。持ち手がゴム製でできているので滑りにくく、ペンを持つような感じで使えるので1本針用の中では一番疲れにくいと思います。持ち手がゴムなので劣化を心配していましたが、数年使って、今のところ劣化は無いです。
ニードルを交換する際にキャップを閉めて回す手間がありますが、慣れてしまえば気になりません。
▼ハマナカ フェルティング用・ニードルグリップ
【ハマナカ】フェルティング用ニードルホルダー<2本用>
<引用元>ハマナカ商店
値段:682円 (ハマナカ商店)
交換可能な2本針ホルダーです。コンパクトかつ手にフィットします。
1本針では物足りないが3本針では刺しにくいという場面でおすすめです。必要に応じてニードルを交換することで、序盤から終盤までずっと使えます。装着の度に、専用パーツを使って蓋を外す手間がかかりますが、頻繁に変えなければ問題ありません。専用パーツを無くさないように注意です。
但し、同メーカのレギュラー針(H441-014)が入らないので注意です。
▼ハマナカ フェルティング用ニードルホルダ
【クロバー】フェルトパンチャー<1本針用>

値段:1100円 (クロバー)
価格はやや高めですが使いやすさに定評のある、交換可能な1本針用ホルダーです。グリップはゴム製ではありませんが、指にフィットするへこみ形状で持ちやすいです。交換は画像のピンク色のパーツを回転して外します。個人的には、持ち手が太いので安定感があり、ニードルが折れにくい気がします。ニードルをよく折ってしまう方におすすめするホルダーです。
▼フェルトパンチャー1本針
【クロバー】フェルトパンチャー<3本針用>

値段:1650円(クロバー)
こちらは交換可能な3本ホルダーです。3本装着した場合、刺す際の抵抗も増えるため、力が必要になりますが、スピーディに仕上げることができます。特に広い範囲をたくさん刺したい場合に役に立ちます。1本や2本だけでも装着することもできますが、個人的には上記で紹介した1本用や2本用のホルダーを使った方が握りやすいので、1本や2本だけ刺して使うことはほとんどありません。
▼フェルトパンチャー3本針
【クロバー】フェルトパンチャー<5本針用>

値段:2090円(クロバー)
交換可能な5本ホルダーです。一度に広い範囲をフェルト化できるので、主に羊毛刺しゅうやシート形状を作る際に使います。立体の造形にはあまり向きません。キャップはありませんが、針の周囲は透明の筒でガードされています。刺すと筒だけが動いて、筒が中に入り込む設計になっています。筒はロック機能付きです。
▼フェルトパンチャー5本針
どのニードルホルダーを使えばいい?
初めて買うなら【クロバー】フェルトパンチャー<1本針用>
初めて購入するのであればクロバーのフェルトパンチャー<1本針用>をおすすめします。
理由は、ニードルが折れにくいと感じたからです。
推測ですが、【ハマナカ】フェルティング用ニードルグリップと比べて、持ち手の部分が先端に近いため、真っ直ぐ安定して刺しやすくなっているからと思われます。

作業のしやすさを求めるなら【ハマナカ】フェルティング用ニードルグリップ
羊毛フェルトに慣れて、真っ直ぐ刺せるという方にはハマナカのフェルティング用ニードルグリップがおすすめです。持ち手がゴムなのでクロバーのフェルトパンチャー<1本針用>よりもグリップ力が向上していて、手が疲れにくいです。ニードルの交換も手間ではないため1本あれば非常に便利です。
ふわふわ感を残すなら2本針まで
ホルダーに装着できるニードルの本数が増えると、一度に刺せる量が増えるメリットがありますが、刺す際の抵抗が増えるというデメリットもあります。抵抗が増えると、「羊毛を押して凹ませながら刺す」ことになるので、密度が増えて固い仕上がりになります。なので、ふわふわ感を残しながら早く作りたい場合は2本針がよいと思います。

広範囲をとにかく刺したいなら3本針や5本針
3本針や5本針は、広範囲を素早く刺すことができます。個人的には以下の用途で使います。
・ニードルわたわたを素早く刺し固める(太針をセットする)
・土台に色付き羊毛を広範囲に荒く刺す(仕上げ針をセットする)
・シート形状の羊毛を作る時(仕上げ針をセットする)
表面仕上げに3本針を使ったことがありますが、羊毛を奥まで刺し込めないので、表面仕上げは2本針の方が使いやすかったです。3本針は使いどころが難しいので、作品を作り慣れてから購入して、自分なりに工夫して使ってみるのがいいと思います。
おわりに
羊毛フェルトは作品を1個仕上げるのに時間が掛かりますが、ニードルホルダーを使うことで早く仕上げることができます。まだ使用したことが無い方は、この機会にぜひ使ってみてください。今回紹介したニードルホルダー以外に、別メーカーから販売されているニードルホルダーもありますが、今回は割愛させていただきました。
今回は以上です。
楽しい羊毛ライフを!




コメント