羊毛フェルトを始めようとすると、「メリノ」「アクレーヌ」という名前をよく見かけます。
見た目はよく似ていますが、実はまったく違う素材です。
この記事では、羊毛フェルトとは何かを簡単に説明しながら、メリノとアクレーヌの違いや、初心者にはどちらがおすすめなのかを紹介します。
- メリノは羊から採れる天然の羊毛
- アクレーヌは羊毛ではなくアクリル繊維/li>
- メリノは色や表現の自由度が高く、本格的な作品にも向いている
- アクレーヌはまとまりやすく、初心者にも扱いやすい/li>

メリノとアクレーヌ どっちを使えばいい?
そもそもアクレーヌとメリノウールってなに?
アクレーヌとは アクレーヌ | ハマナカ手芸糸
アクレーヌは、ハマナカが販売しているアクリル繊維を使ったニードルフェルト用素材です。
名前に「羊毛」は入りませんが、羊毛フェルトと同じようにニードルで刺して作品を作れます。
大きな特徴は、少ない回数でもまとまりやすいこと。
形を作りやすく、表面も比較的整えやすいため、初めて羊毛フェルトに挑戦する方にもおすすめです。
マスコットやデフォルメされた動物などを作るのに向いています。
メリノウールとは
『メリノ種』という品種の羊から採れる天然の羊毛のことです。
繊維が細く柔らかいため、滑らかな表面や細かな模様を表現しやすいのが特徴。
販売されている色も非常に多く、リアルな動物からキャラクターまで幅広く使えます。
羊毛フェルトにおいて、羊毛と言えばこのメリノ種の羊毛を指しています。
一方、アクレーヌと比べると、形になるまで何度も刺す必要があります。
表現の自由度を重視したい方におすすめの素材です。
初心者にはどっちがおすすめ?
初めて作品を作るなら、個人的にはアクレーヌがおすすめです。羊毛フェルトを始めたばかりのころは、
「いくら刺しても固まらない……」
「なんだか表面がボサボサする……」
となりがちです。
まとまりやすいアクレーヌなら、比較的短時間で思い通りの形にできます。
まずは作品をひとつ完成させて、「羊毛フェルトって楽しい!」を体験してみてください。
慣れてきたらメリノを使って、色や質感、細かな表現にこだわってみるのがおすすめです。
それぞれのメリット・デメリット

アクレーヌとメリノウールの特徴を表にまとめました。
アクレーヌはまとまりやすい素材のため、少ない刺し回数でも形を作りやすいのが特徴です。
毛羽立ちもしにくく、初心者でも比較的扱いやすいため、羊毛フェルト作品を手軽に制作できます。
一方で、羊毛に比べると色数が少なく、自然な混色や植毛にはやや不向きなため、表現の幅は限られます。
メリノウールはアクレーヌに比べると、形がまとまるまでに時間がかかり、表面も毛羽立ちやすいため、きれいに仕上げるには少しコツが必要です。
その分、色数が豊富で混色や植毛にも向いており、作りたいイメージにより近い作品を表現しやすい素材です。
▼ハマナカ アクレーヌ10色セット ベーシックセレクション
▼ハマナカ メリノウール白
おわりに
アクレーヌとメリノウールは、それぞれ異なる特性を持つ素材です。そのため、どちらが優れているかを一概に決めることはできません。
また、「上級者はメリノウールしか使わず、アクレーヌは使わない」というわけでもありません。作品の大きさや表現したい質感、作り方によって、適した素材は変わります。
大切なのは、それぞれの特徴を知り、作りたい作品に合わせて素材を選ぶことだと思います。
今回は以上です。良い羊毛ライフを!



コメント