この記事では、作品を飾るための台座の作り方を紹介します。
折角作った作品を台座に飾りたい!けど買うと高いし…自作するか!
この記事の概要
今回の記事の内容を画像にまとめました。
はじめに
せっかく作った作品を、横に寝かせたり、他の作品に立てかけたりしていませんか?「自立させたいけれど、市販の台座は高価で立派すぎる。作品がたくさんあるから、手頃な台座をたくさん揃えたい」と思う方もいるでしょう。
そんな作品のために、実用的で手軽な台座を考えました。
完成品はこちら
40個制作して単価30円くらい、制作時間は約2時間です。台座のサイズは直径3cm、高さ5mmです。
作品にピンを刺して自立させます。作品は羊毛なので、ピンに刺しても穴は目立ちません。また、手が当たってしまっても倒れません。
なお、ピンは尖っているので取り扱いには十分注意してください。
準備するもの
- 道具
・木に穴を開ける道具
・ホットボンド (グルーガン)
・手芸用ボンド または木工用ボンド - 材料
・台座となる木材
・ピン
・フェルト
台座には、Amazonで購入した円柱形の薄い木片(50個で約1,500円)を使いました。台座が小さすぎると、作品のサイズによっては立てかけたときに倒れることがあるため、作品よりも大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
ピンはミツヤのスリムピン(SP-30)を使用しました。錆び防止のため材質はステンレスを選びました。竹串や爪楊枝でもOKです。
またピンを固定する際、ホットボンドの代わりに普通のボンドを使ったところ、ピンがグラついて不安定になってしまいました。そのため、ホットボンドを使用することをおすすめします。
作り方
①台座にピンが余裕で入る程度の穴を開けます。貫通しなくてもOK。
②ピンの尖っていない方にホットボンドを付けます。開けた穴から少し溢れる量がベストです。
③穴にピンを入れる。すぐ固まるので作業はすばやく。
④台座に手芸用ボンドを縁まで塗る。爪楊枝などをヘラ代わりにすると便利。
⑤フェルトを引っ張りながら、ピンの上から刺して台座と接着させる。
⑥ボンドが乾いたら、台座からはみ出したフェルトを切る。
⑦完成です。所要時間は約3分。作品をピンに刺して飾ります。
アンバランスなポーズもできます。周囲をレースでデコってオリジナリティを出すとより良いです。
おわりに
せっかく作った作品は、小さくても飾り方にこだわりたいものです。できれば豪華な台座に載せたいところですが、小さな作品用の台座はなかなか見つからないため、自作することにしました。今回ご紹介する台座はシンプルなものなので、ご自身でアレンジすると、さらに作品が映えると思います。
なお、この台座には尖ったピンを使用しているため、子供やお客様が触れる可能性がある環境では不適です。この点は今後の課題です。
今回は以上です。楽しい羊毛ライフを~
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